ダンスの振り覚えが悪い人はメンタルから変えていこう!

ダンス

憧れだったダンスを習い出した!

ダンスを何年もやっている!

 

でも、困ったことに振り付けが全く覚えられないっっ!!!!

 

ダンスの振り覚えが悪くてみんなについていけず、自信を無くしてしまったり、悲しい経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?

振り覚えが早くなれば、音楽に自分の感情をのせながら踊ることもできるようになってきますが、そこに到達するためには技術だけではなく、自身のメンタル面を変えていくことも非常に重要になってきます。

 

振り付けを覚えるスピードは個人差がある!

本来、ダンスの楽しさとは、リズムに合わせながら自分の感情を表現していくことあります。

けれど、その楽しさを感じることができず、ただただ苦しいだけの時間になってしまってはとても悲しいですよね。

ここで忘れないでいただきたいのは、人の能力には必ず個人差があるということです。

運動神経が良い、頭の回転が早いというように、人間なら誰しも得意不得意なことが必ずがあります。

まれに何でもそつなくできてしまう方もいますが、そういった方は本の一握りです。

99%は個人の努力によるものだと思いましょう。

 

思うようにできず気持ちが折れてしまう原因を知ろう

プロダンサーになりたい!あの人のようにかっこよく、美しく踊れるようになりたい!音楽に合わせて楽しく動きたい!

ダンスを学び始めた理由は人によって様々だと思います。

しかし、始めたばかりの時期や、ある程度、経験を積んでくると振り付けも難しい動きが増えていくため、先生や周りの動きについていけず気持ちが折れてしまうことが出てきます。

やっぱり、自分には向いていないのかな・・・

センスがないのかな・・・

ついつい悪い方向にばかり考えてレッスンが嫌になってしまいがちですが、こういったマイナスな感情が生まれるには理由があります。

 

理想と現実のギャップ

例えば、下の図のように現在の自分のレベルを0とした時に、理想とする動きは一番上の10とします。

 

多くの方は、理想に到達するまでの過程を青矢印のように直線的に考えてしまいがちですが・・・

実際の成長の過程は、赤矢印のように下から徐々に上がっていくスタイルです。

 

この理想に近づくための成長過程を直線的に捉えてしまっていると、緑の矢印のように実際の自身の成長過程との間にギャップが生じてしまい、自分はダメなのだなというようなマイナスな感情が生まれてしまいます。

いつもクヨクヨと考えがちな方は、まずこの理想と現実のギャップが生まれる仕組みを理解しておくことが大切です。

他人と自分を比べない

ダンスだけでに限らず、何を行うにしても大切なってくること!

それは、他人と自分を比べないことです。

他の人ができているのを見ると、ついつい周りの雰囲気に呑まれて上手くできていない自分に目が行きがちになってしまいますよね。

時には、こちらを見ながらクスクスと笑ってくる無神経な方もいたりして、嫌な思いをすることだってあるかも知れません。

筆者もダンスをずっと学び続け、カンパニーに所属していた経験もありますが、こういったことは日常茶飯事に起こっていました。

できない自分に落ち込んだり周りの目を気にしすぎていると、心も体も萎縮して、ただただ、踊ることが苦痛に感じられてしまいます。

しかし、そうなってしまっては本末転倒です!

直ぐに覚えられなくても大丈夫!不恰好になってしまってもいいのです!

普段、生活の中で動かすことのない体の使い方をいきなりやろうとしても、直ぐに反応することは難しいので、今の自分ができる最大限の動きを必死に行いましょう。

そうして訓練を何度も何度も積み重ねていくことにより、身体は少しづつ反応をしてくれるようになります。

「難しい」、「できない」と考えるのではなく、どうやったらできるのだろうか?

できないことに重点を置かず、今日の自分が前回の自分よりもできたことに目を向けるようにしてみてください。

小さい変化で構いませんので、意識を少しずつ変え続けて、自分の心と身体を縛りつけているものから解放させてあげましょう!

 

失敗していい!とにかく考えて動こう!

かの偉大な発明王であるトーマス・エジソンが、失敗について語った名言をご存知でしょうか?

彼は、失敗を失敗と捉えずに「上手く行く方法を何通りも見つけただけだ」と答えています。

予期せぬ時にも動揺することなく上手に対処できる人は、瞬時に自分がどう動けば元の動きに繋がることができるのかを、常に考えて判断する能力が高いです。

これは持って生まれた才能ではなく、日頃どれだけ意識して行っているかによって身についてきます。

分からなくて動きが止まってしまったのであれば、自分が分かる動きが来るまでポーズで止まっている!あるいは、何でもいいので動いてみる!

もし、移動の動きが分からなくなってしまったら思い切ってただ走って移動する!

日頃から意識して対応してけば、いざという時に必ず自分の助けになってくれます。

失敗したと思わず、対処能力を増やす方法がまた増えたと思って迷わず動いてみましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

慣れない内は難しいことばかりかも知れませんが、少しづつ自分の意識を変えていくだけで集中力も吸収力も格段と変わってきます。

ちなみに筆者の先輩は、本番中に何故か途中で幕に捌けてしまい、作品の途中からまた出直したことがありました。

予想もしないところでいなくなり、予想もしないところで突然現れたため、一緒に踊っていた仲間達を大いに動揺させパニックを巻き起こしながら何とか本番を乗り切ったことがあります。

本番後の先輩は土下座状態でしたが、このような予期せぬ状況に全員が咄嗟に対応できたのも、日頃から何が起こっても常に次はどう動くかを心がけて実践していたからこそです。

今日からでも自分のできる範囲でいいので、是非何か一つチャレンジしてみてください!

あなたが自分を解放させて、心から楽しめるダンスライフを送れることを願っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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