ダンスをやってみたい!
また、ダンスを習いたい!
色々探してみたけど、どこが自分に合ってるかな?
沢山ありすぎてどこがいいのか分からない・・・
このようなお悩みを持つ方も沢山いらっしゃると思います。
せっかく通うのであれば、自分の納得行く場所で楽しく続けていきたいですよね。
今回は、ダンスを始めるに当たって意識しておきたいこと!
自分に合った教室や先生の見つけ方をご紹介していきます!
目的・目標を決めよう!
まずは、自分がダンス教室に通ってどのようなことがしたいかを考えてみましょう!
目的がはっきりしていないと、せっかく入会金を払って通い出したとしても「なんだか思ってたのと違うな・・・」と言った気持ちが出てきてしまいます。
どんなジャンルを習いたいのか?
趣味でやりたいのか?
プロになりたいのか?
発表会やイベントに参加したいのか、レッスンを受けるだけでいいのか?
優しい先生に習いたいのか、厳しく本格的に教えてくれる教室で習いたいのか?
ダンス教室によっては様々なジャンルに対応している所もあるので、他のジャンルにも挑戦してみたいと思っている方であれば、クラスが豊富にある場所に通う事もできます。
最近では教室のHPにレッスン風景の動画をアップしたり、インストラクターの方のコメントが掲載されているものもあるので、参考にしながら自分の希望に近いものを探してみてください。
自分に合ったダンス教室を選ぶ際に気をつけたいポイント!
今の時代はネットで調べると沢山のダンス教室がありますが、教室を選ぶ際にはいくつか気をつけて見ていただきたいことがあります。
①先生が固定の生徒さんばかり指導していないか
指導する側も人間なので、ついつい自分のお気に入りの生徒さんやいつも通われている方ばかりに目がいってしまうのは、仕方がないことかも知れません。
しかし、それが行きすぎてしまうと毎回特定の生徒さんだけしか指導されない先生も中には出てきます。
ダンスの世界は競争社会なのでプロを要請する場であれば、きちんと努力していたり才能や将来性がある生徒さんしか見ないという厳しい先生も中にはいます。
けれど、プロを目的としないのであれば生徒さん全体を見ない先生は指導者向きではありません。
また後で詳しくご説明しますが、後々、生徒さん同士のトラブルに繋がることもあるので意識して観察するようにしてみましょう!
②先生や通われている生徒さんの雰囲気
例えば、趣味で習うと決めていたとしても、アットホームな雰囲気の所もあれば先生が厳しくて緊張感があるお教室もあります。
筆者の経験になりますが、自身の通っていたお教室が厳しい所でしたので、たまには気を張らずに踊りたい思い何度かあちこちのダンス教室に体験に行っていたことがありました。
たまたま体験で受けた中級クラスは割と年齢層が高めでしたが、クラスが始まるとびっくり仰天!
先生の怒鳴り声が飛び交う飛び交う・・・
「間違えてるんじゃないわよ!あなた何年やってるの!」
ビクッとしながらものすごく緊張した表情で踊る生徒さんたちを見て、「これじゃいつもと変わらない・・・」と感じた記憶があります。
また、別の場所では先生をとても崇拝しているかのような雰囲気で始まる前も終わった後も先生の周囲み集まり「すごい!すごい!」と褒め称える生徒さんが多くいるようなところもありました。
筆者は違う意味で恐怖を感じたので影を潜めてひっそりと帰った記憶があります。
クラスの雰囲気はお教室ごとにとても異なるので、自分が違和感を感じるようなところであればあまりお勧めはしません。
③お教室の場所
どこへ行くにしても通いやすさは重要になってきます。
もしも「自分が通いたいと思う場所がここしかない!」というのであれば話は別ですが、個人で教えているところだと、その先生の自宅の一部がスタジオになっている、もしくは安いダンススタジオをレンタルしていることがほとんどです。
自宅で行われている場合には住宅街の中にあるため駅から離れて通いにくかったり、安いレンタルスタジオだと十分な広さがないこともあるため窮屈に感じる場合もあります。
また、周囲への騒音を防ぐために地下にスタジオがある事が多いので古い建物だと湿度やカビ臭さを感じて夏場は結構大変です。
筆者が長年リハーサルを行なっていた地下スタジオでは、広さは十分だけれども梅雨時期や夏場は湿度が酷くスタジオ内全体に水滴がついていました。
階段や壁に触れるとべちゃっとした手触りなので荷物も湿る・・・
床は滑って鏡は曇るから稽古を中断して掃除する・・・
トイレに行けば便座は濡れていてトイレットペーパーはしっとり状態で、おまけに長バエという虫が毎年大量発生して悲惨でした。
けれども、新しく綺麗な場所だからといって必ずしもいいとは限りません。
綺麗いだけれど、ロッカーやトイレ、シャワー室の掃除が行き届いていないところもあります。
清潔さを気をつけているところは古い建物でもきちんと清掃をされているので、綺麗好きな方はこのような点も意識して確認しましょう!
④支払い方法
レッスンの支払いに方法は、現金、引き落としの2種類あります。
⑴、定期的に通う方のための月謝性
⑵、たまにしか来れない方向けのチケットorポイント制(複数回分まとめて購入の場合が多い)
⑶、単発や追加での支払い
自分の環境に合わせて無理なく通えるものを選びましょう。
⑤現役のプロの先生に習いたい場合
「せっかく習うなら本格的に習いたい!」と思うのであれば、現役プロダンサーの先生が在籍されている教室に通う選択肢もあります。
ですが、現役で活動されている先生はいざ自分の本番や公演が入ってしまった場合、当然の如く舞台を優先されるということを頭の片隅に入れておきましょう。
プロの先生の活躍が多ければ多いほど、受け持ちされているクラスは代行レッスンか休講レッスンになってしまいます。
楽しみにしていたのに代行ばかりで不満が募る事がないように、良い点ばかりでないことを理解した上で教室を探すようにしてみましょう。
自分に合った先生を見つけるために意識すること!
自分に合うか合わないかは何回も経験して見ないと分かりませんが、主に次の2つを意識して見ましょう。
①レッスン内容が自分のレベルと合っているか
『比較的に簡単にできる』『もしくは難しいが何とかレッスンについていける』というように自分のレベルを客観的に知っておくことは、上達する上でとても大切です。
簡単だと感じられるものばかりをやっていたのでは成長はできませんし、マンネリの原因にも繋がります。
しかし、逆に難しい内容だと着いていくことさえ出来ず、身体のどこに意識を向けて動かなくてはいけないのかということを考える暇もないため、意味のない練習になりがちです。
②自分にとって分かりやすく理解できる説明の仕方とスピードか
教えられている先生によって教え方も話す口調やスピードも様々です。
例えば、ある男性の先生の場合は声が低すぎて説明が聞き取りづらいと感じてしまう、一方で別の女性の先生になると説明の内容が多すぎてよく分からないと言うこともあります。
相性もあるので、先生の言葉やイメージがスッと頭に入って来るようであれば理想的だと言えるでしょう。
良い先生と悪い先生の見分け方
これは日頃の人間関係にも言えることですが、人として、また社会人として当たり前のことができていることが大前提になります。
①遅刻をしない
②挨拶をする
③特定の生徒だけを指導しない
④悪口や批判をしない
「えっ!そんな当たり前のことなの?」と思われた方もいると思いますが、意外とできていない先生は山ほどいます。
当たり前のようにいつも5分遅れてくる先生もいれば、挨拶をしても会釈をするかボソッと返事を返す、酷い場合は携帯をずっと見ていて気づかない先生も・・・
こう言った当たり前のことができていない方のレッスンは、独りよがりで生徒さんを見ることもない質の悪いレッスンであることがほとんどです。
特に厄介なのは特定の生徒さんだけを指導されてしまう先生!
ご本人にとってはそういうつもりではないのかも知れません。しかし、一緒にレッスンを受けている生徒さんの立場からすると、先生のあからさまな対応の違いにいつしか違和感を感じ始めます。
人間は自分よりも良い環境や待遇をされている方を見ると嫉妬心が生まれやすく、不満の矛先が嫉妬を向けた相手に向かい、嫌がらせや仲間外れといった人間関係のトラブルに発展します。
こうなってしまってはもう拗れるばかりなので、受付の方が入ればそこに相談をするか他の場所を探す方が無難です。
また、特定の生徒さんや先生同士で通われている生徒さんの悪口や批判をスタジオ内や受付周りでされる先生方も中には存在します。
音楽がかかって聞こえていないと思っているのかは分かりませんが、このようなことは本来あってはなりません。別の指導者の先生を探すことをお勧めします。
まとめ
自分に合ったお教室や先生の見つけ方についてご紹介させていただきました!
直感でここがいいなと思ったところ選ぶのももちろんありなので、ぜひ参考にして見てください!
また、自分に合ったダンス教室を見つけるためにはお教室や先生の質だけでなく、レッスンを受ける側の態度も大切です。
お金を払っているからといって、決して自分の好きに受けていいわけではありません。
その場所でのルールを守らずスタジオに土足で入ったり故意に更衣室やトイレにゴミを置いて行ったりなど、マナーの悪い方も度々見受けられます。
レッスン中もレッスン後も、周囲への気配りを忘れずに心がけてお互いが気持ちよく踊れるように意識することを忘れないようにしてください。
みなさんが楽しいダンスライフをおくられることを心よりお祈りしております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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