ダンスに必要な柔軟性!大人から始められる柔軟専門の教室まとめ

ダンス

ダンスは、普段の日常生活では行わない体の動きを沢山するため、柔軟や筋トレといった基礎トレーニングが欠かせません。

しかし、毎日柔軟を頑張っているのに中々柔らかくならず、自分の体の硬さに悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ダンスのために体を柔らかくしたいと悩んでいる方や大人からでも始められる柔軟専門の教室を、筆者の経験も交えながらご紹介します。

 

ダンスを上達するために必要な『柔軟性』と『筋力』!

みなさんは、どのようなジャンルのダンスを習っていますか?

ヒップホップ、ハウス、ジャズダンス、クラシックバレエ、ポールダンスなどダンスの種類は実に様々なものが存在します。

特に柔軟性を活かすダンスジャンルでは、体の可動域が大きいほど動きの幅も広がってくるので踊りの迫力や見応えが出てくるものです。

脚上げをするなら、上がらない脚よりも頭まで触れてしまうくらい高く上がる脚!

体を逸らすなら、ほぼ真っ直ぐな背中よりも、しなりのある綺麗なカーブを描いた背中の方が断然綺麗です!

また、ヒップホップやハウスなどといったジャンルでは一見柔軟性が関係なさそうにも思われがちですが、実は体の細かい部分をあちこち動かしています。

体の一部分だけを動かすアイソレーションの動きをする場合、首や胸、肩といった細かい部位に柔軟性があるのと無いのでは動きが全く異なってくるため、柔らかいのに越したことはないです。

しかし、柔軟性ばかり鍛えていてもダンスは上達しません。

ただ柔らかいだけでは、必要なところで『動きを止める』『方向を切り替える』などといった体のコントロールがうまくできないだけでなく、怪我にも繋がりやすくなります。

しなやかで強い体を作るためには、体の柔らかさだけでなくそれに耐える筋力も必要です。

 

体が柔らかくないとダンスに向いていない?

人が何かをするのに得意不得意があるように、体の柔らかさにも個人差があります。

生まれつき柔らかい人も中にはいますが、ほとんどの方は継続的なトレーニングを続けることで柔軟性を身につけていることが多いです。

もちろん体が柔らかいことに越したことはないですが、プロダンサーやダンスを教えているインストラクターの方でも、体が硬い人は存在します。

また、ダンスには体の柔らかさや踊りの技術だけでなく、間の取り方、作品を掘り下げ観ている人たちに伝える表現力、動きの見せ方なども必要になってくるものです。

上級者やプロの方は、どのようにすればいかに格好良く、美しく見せられるのかを熟知しているので、自分の体の作りをよく研究することも上達には欠かせません。

 

体を柔らかくしたければ痛いのは仕方がない!

柔軟性を上げるためには何よりも継続的に行うことが大切です。

悲しいことに人間の体は怠け者なので、やらないとすぐにできなくなってしまいます。

柔軟が痛くて嫌だと思われる方も多いですが、痛いのはもう仕方がありません。

『継続は力なり』という言葉があるように、何事も続けなければ身につかないものです。

寝る前やお風呂上がりなどといった毎日の生活習慣に、ほんの少しでも良いので柔軟を取り入れてあげましょう。

また、柔軟をする際に痛いからといって息を止めてしまう方がいますが、呼吸をしないと筋肉が緊張したままの状態になってしまうので逆効果です。

必ず息は吐いて体の力を脱力させてあげてください。

はじめは痛くてできないと思われるかもしれませんが、呼吸を使うことで段々と緊張も取れていきます。

 

プロに学ぶ!柔軟専門の教室!

「毎日、柔軟をやっているけれど一向に体が柔らかくならない!」

「ある程度柔軟性は身についたけれど、さらに柔軟性を高めたい!」

もしも、このように考えて自分だけのやり方に限界を感じているのであれば柔軟のプロが教える専門の教室に通うことも一つ手です。

 

極限まで体を曲げるコントーション

みなさんは『コントーション』をご存知でしょうか?

『コントーション』とは、自分の体を極限まで曲げる身体芸術です。

主にサーカスに出てくる軟体曲芸を行う方達は、この『コントーション』と呼ばれる特殊技能訓練をしています。

ストレッチとは異なり、特殊な負荷をかけられ強制的に体を柔らかくするため、しっかりとした知識と技術をもった指導者にしか行えません。

実は『コントーション』を専門に教える教室が日本にも存在します。

実は、筆者も2021年1月から『コントーション』を学び始め現在も奮闘中です!

もともと柔軟性はそこそこでしたが、大人の30代から始めた今の方が圧倒的に柔軟性が上がりました!

写真は左から、

  1. 2020年12月末に行われた初めてクラスでのブリッジ
  2. 2021年6月のブリッジ
  3. 2021年12月月のブリッジ

通われている方の中には、40代や50代の方もいらっしゃいます。

まだまだ教室の数は少ないですが、本格的なものから、レベルに合わせたクラスなどもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

都内で学べる教室

・コントーション®️スタジオ・ノガラ®️

https://www.contortion-jp.com/-about-us——–

日本で初めて、また唯一専門に習うことができるコントーションスタジオです。

主催者のモー子さんは、大人になってから体操など全くの未経験状態でモンゴルのサーカス学校に入学し、2年間修行を積んだ柔軟のエキスパート!

お子さんもいらっしゃいますが現役バリバリで活躍されています。

また、驚くのは幅広い年齢層の方が受講されていること!

小さな子供から高齢の方まで指導を行った実績があり、受講目的も一般の方からチア、新体操、ヨガ、ダンサー、スタント、ベンチプレスなど実に様々なジャンルを学ばれている方が集まっています。

男女問わず通え、海外講師のオンラインレッスンも開講しているので、遠方に住んでいる方でも自宅での受講が可能!

本格的な柔らかさを身につけたい方におすすめです。

 

・ポール & エアリアルスタジ Polish

https://www.polish-415.com/lessonguide/stretch/

こちらは六本木駅と中目黒駅にスタジオがあり、それぞれ駅から徒歩2分ほどで通うことができます。

※2021.4/15 五反田スタジオもオープン!沖縄スタジオもありますが、残念ながらコントーションのクラスは行っておりません。

ポールダンスやエアリアルがメインのお教室になりますが、アクロバットなどのクラスも開講されておりレベルも細かく分かれて豊富な内容になっています。

また、コントーション入門クラスの他にストレッチ入門クラスもあるので、徐々に初めて行きたい方におすすめです。

 

・ポールダンス東京

http://www.poledancetokyo.com/j_classes/

港区の赤坂にあるポールダンス教室ですが、こちらもコントーションクラスを開講しています。

お教室は駅から徒歩3分ほどと、とても通いやすい位置にあるので便利です。

ノーマルクラスなので男女問わず受講可能になります。

 

大阪で学べる教室

・アクロバットアカデミー POWER ARTE

https://www.powerarts.org

大阪の弁天町にあるアクロバットスタジオです。

USJパフォーマーたちが2006年に設立し、パルクールやヨガ、ブレイクダンスに使えるアクロバットクラスなど、レアな種類のクラスが盛り沢山になっています。

ただし、こちらのコントーションクラスは小学3年生生から大人まで男女問わず受講はできるのですが、ブリッジをできることが条件になるため全くの初心者の方には不向きです。

 

柔らかくなっても健康にはならない

コントーションはヨガやストレッチとは全く異なるものなので、心身ともに健康であることが条件になります。

なので、怪我をされている方や健康を目的として柔軟性を上げたいと考えている方は受けることができません。

実は、筆者もダンス技術向上のためにコントーションを学んでまだ間もないのですが

とにかく、痛い・苦しい・ひたすら耐えるの3点セット!

何度、天に召されるかと思うほど負荷をかけられます。

本来であれば動かさないはずのところまで体を極限に曲げた開いたりするので、その分の負担も大きいいです。

しかし、そのような状態でも自分の技術を向上させるために大人からでも通われる方が沢山います。

もしも、本気で柔軟性を身につけたいのであればプロの先生に習うことをおすすめします。

まとめ

今回は、柔軟に特化した専門の教室を紹介していきました。

ご覧いただいて分かるように、まだまだコントーションの認知度は日本では低いため、あまり多くはありません。

ひたすら痛みに耐えるしかないのですが、やはりプロの方に教わるメリットはとても大きく、正しいやり方を学ぶことができるため怪我のしにくい体の使い方も分かってきます。

また、柔軟だけではなく筋力トレーニングも毎回行うので、しっかりとした体が作られてパフォーマンスの向上にも繋がります。

とはいえ、やはり痛いだけなのは恐怖感も生まれて当然です。

コントーションのような激しいものはまだちょっと勇気が出ないといった方などは、まずは毎日のストレッチを継続したり、動画でも色々な入門内容のものが出ているので試してみてください!

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