仲の良い友人や仕事仲間などからダンスの発表会に呼ばれたけれど、手土産を持って行った方がいいのか分からず困っていませんか?
手土産は強制ではないので必ずしも必要というわけではないですが、相手との関係性にもよって変わってきます。
この記事では、ダンス歴23年の筆者が自身の経験をもとに、
- ダンス発表会に呼ばれた際におすすめの手土産
- 手土産を渡すタイミングや持っていく前の注意点
- いくらくらいの手土産を買えばいいのか?
などについて紹介します。
ダンスだけでなく、ピアノなどの習い事の発表会に呼ばれた場合にも役立つので、気になる方はぜひご覧ください。
ダンス発表会には手土産を持って行った方がいい?
ダンス発表会に呼ばれたからといって手土産が絶対に必要ということはありません。
ですが、相手との関係性にもよって手土産があった方がいい場合もあるため注意が必要です。
発表会に来てくれただけで十分嬉しいという方もいれば、周りは手土産をもらっているのに自分だけ貰えなかったと感じてしまう方もいます。
親しい中でも、相手が自分の先輩や上司など日頃お世話になっている場合は礼儀として持っていくのが無難です。
判断に迷うのであればそれとなく相手に確認してしまいましょう。
もしも、手土産は入らないと言われたとしても気になるのであれば、当日はメッセージカードだけで後日手渡しという手もあります。
ダンス発表会に手土産を持っていく場合の注意点
もしも、友人や仕事仲間、先輩などからダンスの発表会にお呼ばれした場合は、
- 相手の交通手段
- 発表会が終わった後直接会えるのか?
などを事前に確認しておきましょう。
それぞれについて詳しくお伝えします。
相手の交通手段を確認しておく
ダンスの発表会は、当日の本番だけでなく本番前のリハーサルもあるためほぼ1日がかりで行います。
そのため、衣装や小道具・メイク道具などの他に、練習着やお弁当・軽食などと荷物が多くなりがちです。
特に、交通手段が徒歩や電車の場合は手土産によって帰りの荷物がさらにかさばる原因にもなるため、予め相手の帰宅時の交通手段を確認しておきましょう。
発表会が終わった後に直接会えるのか?
手土産は、会場の受付で受け取ってくれる場合もあれば受け取ってもらえない場合もあります。
本番中や終演後はバタバタしていることが多いため、当日手土産を渡したい場合は終演後にロビーや会場の外で直接会えるのかなどを確認しておきましょう。
手土産の値段はどれくらい?
ダンス発表会の手土産を購入する際、値段は特に決まりはありません。
何を購入するかによって値段は変わりますが、あまりに高すぎるものは相手の負担になってしまう場合があります。
1人で持っていくのであればおおよそ500円〜2,000円前後、複数人で割り勘して渡すのであれば他高くても3,000円ほどのもので十分です。
ダンス発表会におすすめの手土産
こちらでは、大人女子のダンス発表会におすすめの手土産についてご紹介します!
まとめると以下の通りです。
- お花
- お菓子
- ゼリー飲料やエナジードリンク
- ギフトカード
- 入浴剤
- タオルやシューズ入れ、靴下など
- 防寒具や折り畳みハンガー
- ぬいぐるみやマスコット
定番ものからそれぞれの注意点まで、この後詳しくご紹介します!
季節問わずおすすめ①お花
華やかで美しいお花は、発表会に限らず何か特別なことがある日にぴったりのプレゼントです!
楽屋に届けられるにしろ、直接手渡されるにしろ、受け取る側をホッとさせたり明るい気持ちにしてくれます。
筆者もダンスを23年続けていますが、必ずといっていいほどお花のプレゼントが誰かしらに届きます。
また、お花は季節ごとにさまざまな種類が咲くため、相手がお花が好きだったり、どのようなものをあげたらいいのか分からない場合などにおすすめです!
ただし、相手の帰宅時の交通状況などによってはあまりに大きな花束は持ち帰るのが大変になってしまいます。
また、他の方からも受け取る可能性があるため、紙袋に入る程度の持ちやすい大きさがおすすめです。
季節問わずおすすめ②お菓子
お花に続いて定番の手土産といえばお菓子です!
発表会の当日はバタバタしていることが多かったり、運動量の多さや衣装の関係であまりご飯をガッツリ食べられない場合もあります。
そのような時に簡単につまめる甘いお菓子やお煎餅などがあると、とても助けられるのでおすすめです。
ただし、
「出演者全員が食べられるように」とお菓子の差し入れを持ってくる方が沢山いるケースもあります。
そうなると楽屋の中ではもらったお菓子たちで溢れかえるため、出演者達が空いている時間や終演後にひたすら人数分に小分け作業を行うことも…
特に、生ものや個別包装がされていない物は持ち帰りが難しいためその場で食べなくてはいけません。
また、会場は貸りている時間も決まっているため出演者が終演後もゆっくり楽屋で長居できるとは限らないため、
- ケーキ
- シュークリーム
- アイス
などといった生ものや個別包装がされていない手土産は控えた方が無難です。
夏場は冷たいものが欲しくなりがちですが、もし持っていく場合は事前に確認をおすすめします。
季節問わずにおすすめ③カフェで利用できるギフトカード
帰りのことを考えて荷物の負担にならない手土産をどうしたらいいのか悩む方も多いと思います。
また、相手から手土産を遠慮されたけれど手ぶらもなんだかな気が引けるのであれば、カフェで利用できるギフトカードがおすすめです!
今は、スタバやドトールなど500円〜購入できるギフトカードが用意されているのでちょっとしたプレゼントに役立ちます。
LINEでギフトカードを贈ることも可能なので、会場に到着して本番が始まる前に応援メッセージと一緒にギフトカードを送るのもおすすめです!
年間を通しておすすめ④ぬいぐるみやマスコット
ダンス発表会に出演する相手が、サンリオやディズニーなどといったキャラクターものが好きな場合は、ぬいぐるみやマスコットなどもおすすめです。
例えば、相手がクレシックバレエを習っているのであればチュチュを着たキャラクターのぬいぐるみなど、ダンスと関連しているものが良いでしょう。
以前、筆者も手先が器用な先輩から、本番で着る衣装と同じような色合いを着たウサギのマスコットを頂いたことがあります。
似たような色合いのリボンでわざわざマスコットの洋服を手作りをしたとのことで驚きましたが、とても嬉しかったのを覚えています。
細かい作業が好きな方は、ぬいぐるみやマスコットにオリジナルで装飾を施すのも一つの手です。
夏場におすすめ!ゼリー飲料やエナジードリンク
お菓子の他にも、パック型のゼリー飲料やエナジードリンクは手土産におすすめです。
衣装の着こなしや本番で踊るために支障が出ないようにとあまり食事をとりたくない方もいます。
そのため、手軽に栄養補給できるパック型のゼリー飲料や、本番に向けて気合いを入れるためのエナジードリンクなどは好まれやすいです。
相手が日頃からエナジードリンクを良く飲むようであれば、好きな銘柄のものを持っていくのも良いでしょう。
ですが、人によっては体質的にエナジードリンクが合わない場合もあるので、こちらも事前に確認しておくのが無難です。
冬場におすすめ①入浴剤
やや好みが分かれますが、可愛い入浴剤やちょっと高級な入浴剤も手土産におすすめです。
ダンスの発表会では、本番が始まる前にゲネプロと呼ばれる舞台上でのリハーサルがあり、本番と同じように照明付きで通し練習を行います。
1日中動き続けるため、「お疲れ様」という気持ちと「ゆっくり体を休めてね」という想いを込めて入浴剤を送るのも一つの手です。
ただし、人によっては肌が弱かったり入浴剤を好まない方もいるため、相手が利用するか事前にそれとなく確認しておきましょう。
冬場におすすめ②防寒具や折り畳みハンガー
会場の設備にもよりますが、寒い時期は楽屋前の通路やリハーサル室などが冷えている場所もあります。
また、夏でも冷房が効き過ぎていて体や足先が冷えてしまうことも多いです。
特に女性の場合は冷え性の方が多いので、ちょっとした防寒具があると喜ばれます。
他にも、楽屋に衣装をかけるラックにハンガーが用意されていない会場もあり、自分で準備が必要なケースもあります。
冬場は着るものが多くなるため、コンパクトな折り畳みハンガーなどがあるといざという時に便利でです。
その他のおすすめ!タオル・シューズ入れ・靴下など
渡す相手の方がお花もお菓子も入浴剤も好きではない場合は、レッスンで使えるタオルやシューズ入れ、靴下なども手土産におすすめです。
特に、タオルや靴下などの消耗品は買い直す手間が省けたり、沢山練習をする方には重宝されやすいです。
靴下やシューズ入れは相手がどのようなダンスのジャンルを習っているかによって種類も変わってくるため、予めジャンルを確認しておくとよいでしょう。
手土産を渡すベストなタイミングは?
ダンス発表会で手土産を渡すタイミングは、
- 受付に預けて楽屋に届けてもらう
- 当日、直接手渡しする
- 後日、改めて渡す
など様々です。
多くの場合は、受付に預けてスタッフの方から楽屋に届けてもらう場合がほとんどですが、終演後に直接会って渡す場合も多いです。
感想と一緒に手土産を直接渡した方が相手の方も見に来てくれたという実感が湧きやすいので、時間があるのであれば待つことをおすすめします。
もし、直接会う時間が取れなくても終演後にメッセージを送り手土産は後日渡す形でも問題ありません。
まとめ
ダンス発表会におすすめの手土産や、渡す際の注意点とベストなタイミングについて紹介しました。
人によっては来てくれるだけでも十分という方もいますが、特別な日に贈り物をもらえばやはり嬉しいものです。
相手の好みもあるのでどのようなものが良いか分からず困っている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!