ダンス初心者におすすめのジャンルは何?目的別におすすめのダンスを紹介

ダンス

ダンスを始めてみたいけれど、ジャンルが沢山ありすぎてどんなダンスを選んだらいいのか分からず困っていませんか?

筆者自身もダンスをやり続けはや23年ですが、生徒さんに教え続けているとこのようなお悩みもよく聞きます。

ダンスは実に多くのジャンルがあり、それぞれの系統によって動き方も大きく変わります。

たくさんの中から探すよりも、あなたの目的に合ったジャンルで探した方が希望のジャンルが見つかりやすいです!

この記事では、どのようなジャンルを習おうか迷っているあなたのために、目的別のおすすめダンスを紹介します。

「ダンスでダイエットをしたい!」

「かっこよく・可愛く踊りたい!」

「猫背を治して姿勢を良くしたい!」

これからダンスを始めたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

まずは目的を整理しよう!

ダンスに興味があるけれど、どのようなジャンルがやりたいのかよく分からない場合は目的を整理してみましょう。

ダンスを習ってどうなりたいのか?

目的は人それぞれですが、

  • 好きな音楽でダンスを習いたい
  • 普段では着れない衣装を着て踊りたい
  • 憧れのアイドルやアーティストのようにかっこよく踊りたい
  • ダイエット効果があるジャンルがいい
  • 健康維持のために激しくなさすぎないダンスを習いたい
  • クラブで踊れる様になりたい

など、まずは自分の好みやダンスを通してやりたいことなど目的をピックアップしていくと決めやすいです。

この後、目的別におすすめのダンスジャンルを紹介します!

健康維持や姿勢改善!ダイエットに向いているダンス

クラシックバレエ

「美しくしなやかな動きや優雅な踊りを身につけたい」

「ダンスを習いながあら脚や二の腕を引き締めたい」

など、上記のように考えているのであればクラシックバレエがおすすめです。

脚や腕のポジション、体の向きなどに一つ一つ決まりがあり、指の先から足の先まで1つ1つに神経を集中させて踊ります。

美しい曲線美を描く動きや、細やかな足のステップが求められるため、身体のラインがはっきりするレオタードやタイツなどのレッスン着の着用が基本です。

身体のラインがハッキリすると無意識に人にみられている意識が集中するのでダイエット効果も期待できます!

また、レッスンではピアノ曲がメインで使われるため、ピアノの音楽が好きで身体の全体に神経を集中させて踊りたい方におすすめです。

フラ

開放的な大自然を感じながら優雅に踊りつつ体を引き締めたいのであれば、フラダンスがおすすめです。

フラダンスは、ハワイで生まれた伝統的なダンスで、子どもからお年寄りまで幅広い年代に親しまれています。

本来、「フラ」はハワイ語で「踊り」という意味になるので、「フラダンス」ではなく「フラ」という呼び方が正しいです。

また、フラダンスの中にも「アウアナ」や「カヒコ」と呼ばれる種類があります。

「アウアナ」は、現代風にアレンジされたフラで、主にウクレレなどによるハワイアンソングで踊るケースが多いのが特徴です。

一方、「カヒコ」は神へ捧げる踊りとして生まれた古典的なフラダンスです。

イプヘケと呼ばれるひょうたんのような楽器に合わせて踊るケースが多いといった特徴があります。

また、フラダンスは有酸素運動なのでダイエット効果があります。

常に中腰で踊り続けるため、太ももやお腹・腰部などのインナーマッスルを鍛えるにはもってこいです。

社交ダンス

社交ダンスは、

  • スタンダード(モダンダンス)
  • ラテンアメリカダンス

上記2種類のダンスに分かれており、それぞれ以下の5種類の種目に分かれています。

種類  スタンダード(モダンダンス) ラテンアメリカダンス
種目  ワルツ チャチャチャ
 タンゴ サンバ
 スローフォックストロット ルンバ
 クイックステップ パソドブレ
ヴェニーズワルツ ジャイブ

特にスタンダードの種目の1つであるワルツは、ゆっくりした3拍子の音楽に合わせて大きく優雅に回転しながら踊るのが特徴です。

初心者の方はワルツから始めることが多いですが、常に美しい姿勢を保ちながら1つ1つの動きを大きく動くためかなりの全身運動になります。

年齢層も様々なので、舞踏会のような煌びやかな衣装を着ながら優雅に踊りたい方にもおすすめです。

好きな音楽や憧れのアーティストの様に踊りたい!

HIPHOP

ヒップホップにも長い歴史があり、さまざまなスタイルがあります。

全てではないですが、EXILEやE-girls、三浦大知などのアーティストもヒップホップを取り入れている振り付けが多いです。

また、『リズムダンス』とも呼ばれており、ベーシックなものは曲の音に合わせながら体でリズムをとっていくことから始めます。

ストリートダンスの中でも最もポピュラーで人口も多く大人の男女から子どもまで楽しめます。

また、ヒップホップではダンスの基礎となる動きが全て入っており、

  • 『曲』→表と裏拍のリズム取り
  • 『リズムトレーニング』→曲にに合わせて体でリズムをとる
  • 『アイソレーション』→体の様々な部分を独立して動かす

など重点的に鍛えられます。

初めはスピードがゆっくりな曲から始めていけるので、初心者の方に気軽に始められまておすすめです。

ジャズダンス

ジャズダンスは、主にクラシックバレエの要素がベースになっています。

例えば、宝塚や劇団四季などのミュージカル、ディズニーランドなどのテーマパークや安室奈美恵さん、ジャニーズなどが踊っているダンスもジャズダンスが多いです。

クラシックバレエのようにキチキチっと決まった型があるわけではなく、特定の型や決まりにとらわれない自由な動きが特徴でもあります。

『ジャズ』は即興で演奏する音楽を大切にしているため、ジャズダンスも音楽から感じた世界を自由に全身を使って踊ります。

そのため、振り付けは指導者により実に多彩です!

時代の流れにより、現在はジャズではなくポップソングに合わせたジャズダンスが主流ですが、

  • ヒップホップ要素が強いもの
  • クラシックバレエ要素が強いもの
  • R&B要素が強いもの
  • ファンク要素が強いもの
  • ストリート要素が強いもの

などというように、ジャズダンスの中にもさまざまなジャンルに分かれています。

初めから難しいスキルを行ったりはせず、自分の好みに合った曲やテンポに合わせて選びたい方!

型にとらわれず、音楽の世界観を感じながら表現したダンスを踊りたい方などにおすすめです!

味のあるかっこいいダンスがしたい

SOUL

ソウルウルダンスは、ソウルミュージック(R&B)のリズムに合わせて踊るダンスの総称です。

主に音楽のノリに重きを置いており、1970年代にアメリカで放送されてたTV番組『SOUL TRAIN』の中で、『SOUL TRAIN DANCERS』が踊っていたダンスからきています。

日本でも大きな話題となりましたが、日本のソウルダンスはディスコでで独自にアレンジされたステップなどがあるため、本場のスタイルとは少々異なります。

また、ソウルダンスはストリートダンスの原点と呼ばれ、あらゆるブラック系ダンスの様々な要素が詰まっているのも特徴です。

特に、音楽のリズムに体を委ねて踊りたい方、クラブやパーティーなどで踊りたい方におすすめのダンスといえます。

ロックダンス

ロックダンスは、1970年代に誕生した3大オールドスクールジャンルの1つです。

激しい動きから突然止まるといった動作が特徴で、その様子が鍵をロックする動きに似ていることから『LOCK DANCE』と呼ばれるようになりました。

『ロッキング』や『ロッキン』もロックダンス全体を示すことが多く、特徴的な動きが好きな方におすすめです。

アニメーションダンス

アニメーションダンスとは、ポップダンスの中のダンススタイルの一種で、アニメの映像の動きに似ているのが特徴です。

いわゆるロボットダンスと呼ばれるジャンルで、

  • ウェーブ
  • スローモーション
  • ヒット
  • ヴァイブレーション

などの技を駆使し、不思議な動きを生み出します。

HIPHOP・HOUSEなどよりも動きが細かく、踊るよりも『演じる』といった表現に近いといえ、人間離れしたような動きがしたい方におすすめです。

セクシーに踊りたい

JAZZ  HIPHOP

JAZZ HIPHOPは、JAZZダンスの動きをベースにHIPHOPの動きを取り入れたダンスです。

  • しなやか
  • グルーヴ感
  • ダイナミック

などといった動きを兼ね備えており、セクシーかつ力強いダンスが好きな方におすすめです。

ヒール

ヒールは、その名の通りヒールのある靴を履いて女性らいし身体のラインを強調した動きやウォーキングで踊るのが特徴です。

一見女性だけのジャンルと思われがちですが、男性の方でも習えます。

滑らかな動きの美しさだけでなく、妖艶で力強い動きも魅力の一つです。

バーレスクダンス

バーレスクダンスとは、紳士淑女の社交場『キャバレー』で行われていたショーレビューの愛称です。

色気や艶などを強調した女性らしさが溢れるダンスや衣装が特徴で、

  • バーレスク
  • ポールダンス
  • ショーガール

などといった3大セクシーダンスのと呼ばれるジャンルの1つでもあります。

特に、腰から足回りの下半身にかけての動きが多いです。

ガッツリ踊りたい

HOUSE

ディスコでかかっていた音楽を元に発展したクラブミュージックをハウスミュージックといい、その音楽に合わせて踊るダンスを『HOUSE DANCE』といいます。

ステップやフロアワークなどの動きを、速めのテンポに合わせて流れるように素早く動くのが特徴で、HIPHOPよりもアップダウンの動作が少ないです。

また、4つ打ちのリズムなどといった音の取り方の違いもあります。

親子で楽しみたい

チアダンス

チアダンスは、アメリカンフットボールなどのスポーツを応援するためにできたチアリーディングから派生したダンスで『パフォーマンス・チア』とも呼ばれています。

チアリーディングとの違いは、『アクロバティックなリフト』や『組体操』的な要素を抜いてダンスだけを取り上げている点です。

1人で行うものではなく、大人数でポンポンを効果的に使いながら、ラインダンスを行ったり、フォーメーションを変化させて元気いっぱいに踊ります。

『人やチームを応援する』ことが始まりなので、小さな子どもから年配の方でも楽しく始められるダンスです。

感情的に踊るよりも軽快な曲に合わせて元気に楽しく踊りたい方や、親子でも始められます!

アイドルや宝塚など趣味のダンスを習いたい

ダンスのジャンルはさまざまですが、自分の趣味を目的としたダンスを習うこともできます!

例えば、アイドルやアーティストが好きなのであれば、『アイドルダンス』もおすすめです!

特に近年は、BTSやTWICEなどといった韓国アイドルが人気でKPOPを習える教室も増えており、アイドルやアーティストが踊っている楽曲をそのまま振り映ししてくれます。

他にも、宝塚ジェンヌになりきって踊れる『宝塚ミュージカル』のレッスンもあります。

宝塚出身者の方が直接指導してもらえるだけでなく、大好きな宝塚の作品と曲に合わせて踊ることもできます!

上達すれば発表会などもあるので、趣味をさらに活かして健康的になりたい方におすすめです。

 

まとめ

ダンス初心者の方におすすめのダンスジャンルについて初回しました!

筆者は、この中でご紹介したダンスは一通り経験がありますが、個人的な感想として中腰で踊る『フラダンス』は結構大変でした!

元々のクラシックバレエから始めたため、ヒップホップのリズムトレーニング系はあまり得意ではなく、段々リズムが取れなくなってくる自分に笑った記憶もあります。

また、宝塚のレッスンも受講した経験があり、当時はカンカンと呼ばれるラインダンスを練習しました。

自分の好きな曲で踊れるのは、上手くできなくてもとにかく楽しいの一言に尽きます!

ダンスは本来、リズムにのって体を動かすことを楽しむためのものなので、あまり深く考えすぎずに『これがやりたい!』と思うものをぜひ始めてみてください!

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